最終日ダイジェスト

【最終日】桂川有人が17アンダーで優勝！DPワールドツアーの出場権を得る

好天に恵まれた最終日、会場となる太平洋クラブ御殿場コースには8,020人の大ギャラリーが訪れました。伸ばし合いの展開の中、最終日のベストスコア「63」を出し７つ伸ばした桂川有人が、DPワールドツアー初優勝を果たしました。日本ツアーとして開催された2022年「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント！」でも優勝を果たしており、本大会としては2勝目となります。

トップと3打差の10アンダー・8位タイからスタートした桂川は、3番、6番、10番、12番とバーディを奪い順調にスコアを伸ばしていきます。14番ホールでは2打差をつけ単独トップに立っていましたが、守ることはせずに攻め続けました。14番ホールの2打目、池を越えてすぐに切られていたピンを果敢にせめてバーディチャンスに。パットも沈め、力強くガッツポーズをしました。続く15番もガバーディパットを沈めてガッツポーズ。16番はグリーンエッジからチップインさせバーディを奪い、ここでも拳を強く握りしめて喜びをあらわしました。

17番（Par3）ではティーショットを左のバンカーに入れてしまいますが見事にパーセーブ。18番（Par5）もパーをセーブして17アンダーでホールアウト。後続組の選手も桂川を追い上げることができず優勝が決定。桂川はこの優勝で今季のDPワールドツアーの出場権を獲得しました。

「今日はすごく緊張して手も震えているなぁーと自分で感じているくらいでしたが、強い気持ちを持ってやりました」と最終日を振り返った桂川。「高いステージに上がるために練習をしてきましたが、これでDPワールドツアー（欧州ツアー）に参戦できるということでとても嬉しいです。DPワールドツアーでトップ10に入ると米国PGAツアーにも出られるので、そこを目指してやっていきたいと思います」と優勝直後のインタビューではすでにさらに先の目標を見据えていました。

3打差の14アンダー・2位にはセバスティアン・ソーデルベリ（スウェーデン）、12アンダーの3位タイには、クリスチャン・ベザイデンハウト（南アフリカ）、マルセル・シュナイダー（ドイツ）、イバン・カンテロ（スペイン）、木下稜介と、上位選手の多くは昨年同様DPワールドツアーの選手が占めていました。

本日のスーパーショット